ロト7の解析ツールを作成していますが、まずホットナンバー(以後HNと表示)がロト6と同じ条件で良いかという問題です。
ロト6はハズレ間隔が10個未満でHN、それ以外はコールドナンバー(以後CNと表示)としています。
しかし、ロト7はロト6に比べて番号が37個であり、ロト6より6個少なく当選番号も7個と1個多いので同じ条件ではいけないと考えました。
ロト7でHN設定を10未満にするとHN7での当選が40.9%と最も多くなり次いでHN6当選が36.1%とHN7,6で77%も占めてしまいました。

ロト7の方は37個しかないのか!
それなのに7個選ぶんだね!

うん、だから当然HNの個数やCNの個数が違ってくるわけだね!
ロト6はHN設定10未満で最も多いのはHN5当選で38.3%、次いでHN4当選で28.8%です。
だからロト7でHN設定を10未満にするのは適切ではないと考えました。
なぜならHN設定を10未満にするとCNが極端に少なくなってしまうからです。
なら少なくしたらいいんじゃね?
ということでHN設定を8、7、6のどれが最適かシミュレーションしました。
解析に使ったツールは最近開発した「ロト7アナリシス」です。
すると面白すぎる結果が出たのです。サンプル枚数はいずれも5000枚です。
ちなみに公式確率はこちら。

HN設定は7が最も良い結果に!それも高確率!
では第619回を基にHN設定8でシミュレーションした結果を公開します。

HN設定8なので当選時のHNは5個でCNは4個でした。
表の右はHN予想が的中しており3等が2つも出ています。

あれ?HN4個予想の方が5等や6等が多いぞ!
なぜか、HN4個予想の方が4等5等6等の下位当選がかなり多いのです!
次に第619回をHN設定7でシミュレーションした結果です。

HN設定7の場合は当選時のHNは3個でCNは7個でした。
的中している3個予想の方はかなりの高確率です。

3個予想スゴ!10枚でも当たりそう!
最後に第619回をHN設定6でシミュレーションした結果です。

HN設定6の場合は当選時のHNは3個でCNは10個でした。
悪くはありませんがCNが10個になったのが影響しています。
この3つの内で最も良い結果が出たのはHN設定7です。これは明らかでしょう!
注目すべきはHN設定7のHN4個予想の結果です。
同じHN4個予想のHN8個設定より下位の当選数が多いのです。

ということでロト7のHN設定数は7が最も良いというのが私の結論です。
第619回でHN予想を7~2でやってみたら面白い結果が出た
HN設定7ではHN当選の割合はどうなっているのそれも気になりますよね。
これがその出現頻度です。

最も多いのはHN6個当選で次がHN5個当選です。この2つで約66%を占めています。
そこでHN7個当選から3個当選までの回でシミュレーションを行いました。HN予想もいろいろ変えてどうなるか調べてみました。
サンプルは5000枚です。その結果がこちら!

一番目を引くのは最後の第619回でしょう。2等が偶然でも出ましたからね。
特に確率で言えば第619回の2個予想の5等の確率!なんと1/4.4!

あれれ、HN予想の少ないほうが当選数が多いぞ?
第622回と618回はそうでもないけど・・

そう、第622回と618回以外はHN数を少なく予想したほうが下位の当選数が多いのです!良くそこに気が付きましたね。
当選のHN数が少ない方がCN当選の割合が増えるの当選確率が上がるのです。
だから、HN7個当選や6個当選ではCN当選の割合が0か少ないので当選確率が上らないのです。
まとめ
ロト7ではロト6と同じゲイル理論は適用できませんが、HN設定数を変えることで対応できます。
シミュレーションの結果、最も効果的なHN数は7です。
ロト7では当選のHN数が6個と5個で全体の66%を占めています。
シミュレーションの結果、HN当選が7個と6個以外ではHN予想を少なくした方が下位当選の確率が上がることが判明しました。
今回解析に使ったツールは「ロト7アナリシス」ですが、近日販売予定です。
価格は1,980円を予定しています。
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