ゲイル理論を調べました。といっても原書を読んだわけではなく「最強のゲイル理論 スマートラック・ジャパン著」という本を読んだだけですが。
ゲイル理論とは?

ゲイル理論とは完全確立で数字が選ばれていてもバランスよく選ばれているのではなく、かなりの偏りがあることを示した理論で、実際にミニロトの当選数字を調べるとよく当たる番号と全く当たらない番号があることに気が付きます。
そこに目を付けたのがゲイルハワードです。そのゲイル理論はロト6攻略法として実践した人の間で多くの当選者が出たためこの本が超ベストセラーになりました。今から約20年ほど前のことですが今でもこの理論は色あせていません。
ホットナンバー・コールドナンバー
ゲイル理論の一つはよく当たる番号をホットナンバー、当たらない番号をコールドナンバーと分類してその組み合わせでナンバーを選べばよいというものです。
過去10回の間で1回以上当選した番号がホットナンバー、まったく当選しなかった番号がコールドナンバーです。
下の図は当選した履歴ですが青枠に数字が入っていないのは無当選ということです。
無当選の「8,14,17,19,25,31」がコールドナンバーでそれ以外がホットナンバーになります。

ゲイル理論はロト6をモデルとしていますがミニロトも同じ理屈です。
1179回までのミニロトの当選履歴を調べた結果次のことがわかりました。

このような作業は手作業だと恐ろしいほどの時間がかかるのでプログラムを作り解析しています!
当選した番号の中にホットナンバーがいくつあるかを調べたのが下の表です。

ホットナンバーの数が5と4で約80%を占めています。
つまりミニロトの番号を選ぶときはホットナンバーを5つもしくは4つ選ぶほうが当選しやすいと言う事です。
だから運任せに適当に番号を選んでいても当選する訳が無いのです。知らず知らずにコールドナンバーを多く選んでしまうこともありうるのです。ちなみにすべてコールドナンバーで当選した例はミニロト、ロト6とも過去にありません。
外れ計
図1の表の番号は当選した番号の外れ回数を示しています。「3」と表示されているのは前回当選から3回外れているという意味です。
この外れ回数を当選番号すべて合計したのが「外れ計」です。
当選番号のうちホットナンバーがいくつあるかで外れ計の範囲が違ってきます。
現在調べてわたっているのはこんな感じです。
ホットナンバーの個数 | 回数 | 外れ計の範囲 | 外れ計の平均 |
5 | 458 | 2~33 | 16 |
4 | 476 | 3~67 | 28 |
3 | 197 | 23~74 | 39 |
2 | 40 | 36~93 | 53 |
1 | 4 | 53~67 | 59 |

外れ計が2の時とは第145回の時で144回の番号と4つが同じ番号、残りの一つが3つ前第142回の番号でした。これなんかとても珍しいですね。それでも12人が当選して賞金は2,600万円でした。
このようにホットナンバーの個数で外れ回数が違うので予想する時の材料になります。
奇数と偶数
ゲイル理論では奇数と偶数の比率にも注目しています。理論的に言えば奇数と偶数の割合はほぼ半々になります。
ミニロトは選ぶ番号が5つなので3:2もしくは2:3の比率が多いはずですが、ミニロトは奇数の方が1つ多いので奇数の割合の方が多いと考えられます。
ゲイル理論では5つの番号を奇数と偶数に分けて直前5回の合計を計算し偏りを調べます。
計算はこんな感じ。
当選番号 3 5 15 20 28 の場合は偶数が2個、奇数が3個です。こんな感じ。

それを連続して計算するとこんな感じになります。

過去の実績を調べると偶数と奇数の組み合わせは次のようになります。
![]() 図5 | この結果は第1回目から1182回(2022年5月24日)までの結果を集計しました。奇数の割合の方がわずかに多いです。 |
実際の結果をみると奇数や偶数はかなり連続して偏っていました。
下図は私の作成したツールの一画面です。
赤枠のところが奇数偶数の部分ですが、ずっと連続しています。

この偶数奇数がゲイル理論でも記載されていましたが、予想する時の材料になります。
番号の大小
番号の大小とは1~31のナンバーの中心値より大きいか少ないかの数の差です。中心値を一応16にして16以下を小、それ以外を大として数えます。
偶数奇数と同じやり方でその差から小3とか大5という表示にしていますが詳しい説明は割愛します。
上の図6で言うと赤枠の右隣がそうです。
番号の合計

偶数奇数の隣の欄が合計で、合計とは5つのナンバーの合計のことです。
ミニロトは5つの合計の最小が「1 2 3 4 5 」の時の15で最大が「 27 28 29 30 31 」の145です。
だから中央値は80になります。
統計学の正規分布では中央値の付近が最も多く中央から離れるほど少なくなります。
正規分布の図がこちら。
だからミニロトを選ぶときは合計が小さすぎたり大きすぎたりしないことです。
まだまだあるゲイル理論の内容
★末尾の偏り
ゲイル理論は今まで述べてきたほかにも末尾の偏り、つまり1の位の偏りのことですが、11 21 といった一桁目の値が「1」の番号がいくつあるかを調べて偏りを分析する方法があります。
★集団の偏り
これはミニロトの番号 1~31 をいくつかの集団に分けてその集団ごとの出現率を調べるというものです。
例えば4つに分けると「1~8」「9~16」「17~24」「25~31」になり、その集団にいくつ入ったかをカウントし出現率を調べます。
まだほかに同時に出現する率が高い同伴数字や隣り数字などがありますが、もうすべてやってられないので説明はおしまいにします。

まだほかに同時に出現する率が高い同伴数字や隣り数字などがありますが、もうすべてやってられないので説明はこれでおしまいにします。

ゲイルの理論はどうでもいいです。
それを使ってミニロトをどうやって攻略するのか知りたいです!

慌てない!慌てない!わたしの作ったツールで予想するのですが、
長くなるので次回以降になります!
まとめ
ミニロトは適当に選んでも当たる確率は少ないと言う事がわかりましたか?
少なくともホットナンバー・コールドナンバーを理解して番号を選ぶようにしないといけません。
しかし、ホットナンバー・コールドナンバーを調べるだけでも結構大変な作業です。
しかし、私のツールを使えばボタンを押すだけです。

次回は私の作ったツールの説明をしましょう!
お楽しみに!
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